タミフル・リレンザ・イナビル

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流行ってます。

今シーズンのインフルエンザは過去と比べてどうなのか?
上が10年分のグラフで、縦軸は定点当たり報告数、横は週数です。

赤が今シーズンのグラフ。過去10年で最も多かった2005年に迫る勢いだということが分かります。

右のほう(秋ごろ~年末にかけて)にピークがあるのが2009年、いわゆる「新型インフルエンザ」(昨年4月からは「新型」ではなく「インフルエンザ(H1N1)2009」と呼び名が変わってます)の流行です。山のピークについて言えば、今年はすでに2009年を上回ってしまっているうようです。

日々の診療での実感としても、いつもより少し多い印象です。
毎日毎日、検査をやるかやらないか、検査結果と臨床判断、異常行動について、抗ウイルス薬の役割、学校・職場を休むことについて、などなど説明することが多くて時間がかかります。多くの患者さんは熱や倦怠感で辛い状態ですから、長ったらしい説明はできれば避けたい。でも説明しないわけにもいかない。タイトルの「タミフル・リレンザ・イナビル」は、現在通常の診療で使う抗インフルエンザ薬の名前です。世の中には点滴の「ラピアクタ」もありますが、うちには置いていないので説明は省いています。あと漢方薬というオプションもありますが、これも長くなるので割愛してます。

タミフル・リレンザ・イナビルそれぞれの特徴、インフルエンザにおける役割と限界を説明します。最終的に「抗ウイルス薬は要りません」と(若くて基礎疾患のない)患者さんから言われると、「勝った!」という気分になってしまうのは自分が未熟なせいだろうな、と思いながら外来やってます。

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