石巻から帰りました

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被災地へ医療支援で行ってきました。

とはいえ、被災地のボランティア医療は終わりに近づき、地域の医療機関が再開してきた時期でした。そういうわけで、避難所での医療ニーズはそれほど多くなく、「つなぎ」としての役割に徹することが求められていました。

3.11から3カ月半たって、いまだに避難所で生活されている方々の生の声をお聞きしました。「話をすることで気持ちの整理になる」だとか、「話を聞かせてもらって参考になる」なんていう生やさしい考えがふっとぶくらいの壮絶な体験に触れて、ほとんど言葉をなくすばかりでした。「大変でしたね」とか、「がんばってください」なんてぬるい言葉は、空虚すぎて口に出せませんでした。

「激甚被災地」と呼ばれているような、地区ごと消滅してしまったようなところも見てきました。3か月のあいだに、道路はある程度整備されてはいましたが、手つかずの瓦礫の山、潰れた車、陸に運ばれた船、ニュースで見ていた風景は、実際に見ると怖いくらいの静けさで災害の激しさを語っていました。


写真は、避難所の診療室にしいてあった段ボールです。

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