小学校でタバコの話

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小学校で授業初体験。

近所の小学校の校医になって3年目。11月のおわりに、はじめて教壇に立って授業をしました。

テーマは「タバコ」。熱心な養護教諭のY先生に要請されて、一緒に相談しながら準備をしてきました。
6年生3クラスをまわって、40分の話を3回。パワーポイントでスライド70枚くらい用意していったのですが、初日は時間配分間違えて(語りすぎて)最後が駆け足になってしまいました。あとの2日は計画どおりいって、質問も受けられたのでよかったです。WHOも言っているとおり、タバコの害をビジュアルで伝える、ということを心がけてインパクトのある画像を中心に構成しました。話は難しくなりすぎないように、かといって甘口にならないように、自分なりに工夫したつもりですが・・・教員免許も持っていない素人にしてはまあまあだったかな、と自己評価しています。

幸い、養護教諭Y先生や、一緒に聴いてくれた担任の先生には好評だったのでほっとしました。
そして今日、子どもたちへの授業後のアンケートを全部読ませてもらいました。ほとんどの子どもたちが「将来タバコは絶対吸わない」と書いてくれていたので、報われた気がしました。

なぜ小学6年生にタバコの話をするのか。僕の担当が小学校だという理由もありますが、多分中学になるとこんなに素直には聴いてくれないでしょうね。タイミングとしては最適だと思います。

僕は普段「禁煙外来」をやっているので、「ニコチン依存症」の大人がどれだけ禁煙するのに苦労しているか日々実感しています。タバコを止めたいと思って禁煙補助薬(と時間とお金)を使っても、せいぜい半分くらいしか禁煙できません。分かっているのに止められない、そんな状態になる前に最初から吸わなければいい。よく言われるように、最初から吸わないのは、簡単なことです。

今日「たばこ税、小幅引き上げへ」という悲しいような情けないような報道がありました。いろいろなしがらみがあるのはわかりますが、本当に国民の健康を考えるなら、厚労省が求める「大幅引き上げ」でしょう。患者さんと話していて「1箱1000円になったら止めます」という人がいかに多いことか!タバコ農家やJTに補助金出して縮小してもいいくらいだと思いますけどねえ。

写真は授業風景。撮影はY先生。いろいろありがとうございました!

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