新型インフルエンザワクチン~現場からひとこと

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毎日ニュースで接種の情報が流れていますが、当院の状況をお知らせします。

まず、ワクチンが入ってきません。当院に今週分として届けられたのは10人分です。これではとうていかかりつけの方のニーズにもお応えできない量です。第一回目は小児科に重点的に配分されたとのことですから、今後は内科の分も少しずつ増えるとは思います。しかし、「今月下旬に4回目の出荷が予定されている新型インフルエンザ国産ワクチンの出荷量が、当初の計画より120万回分以上減少し、約450万回分にとどまる見込み」と今日報道されていましたので、安定供給とは程遠い状況のようです。本当にこれほどまでに足りないのか?誰か隠し持っているのでは?と疑ってしまうほど現場レベルではワクチンがありません。

現時点では、基礎疾患のある方の中で、重症と考えられる「最優先」の基準に入る方(くわしくはこちらを参照)の予約を受け付けていますが、今受けている予約ですら本当に接種できるのか不安な状況です。

新型インフルエンザは未成年者が大半を占め、50歳以上ではまれというデータが出ていますので、東京都が判断したように、幼児~小児への接種を優先させるのは正しいと思います。できれば東京都が16日から接種開始とアナウンスしている幼児(1歳から就学前)の予約を受け付けたいとは思っています。しかし当然のことながら、ワクチンがないことには打てません。また、ワクチンが1mlのバイアルなのか10mlなのかによっても予約のとり方は変わってきます。

参考までに東京都が発表している接種スケジュールを。くりかえしますが、ワクチンがなければ打てません・・・

接種開始の報道がされてから、電話でのお問い合わせを多数いただいています。以上のようなわけで、ほとんどの方の予約のご希望にお応えできない状況です。ご理解いただければ幸いです。

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