休日当番日、インフルエンザと闘う

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10月12日、体育の日。多摩市の休日当番として一日働きました。

以前、インフルエンザ流行期の当番日で100人を超えた2005年2月11日に、人数では及びませんでしたが、診療時間ははるかにオーバーしました。

前の週あたりから、多摩市の小中学校で学級閉鎖が日に日に増えてきていたので、いやな予感というか、はっきりとした確信がありました。はじめは多摩市でうちだけが当番医の予定だったのですが、2005年の経験でパンク状態になるのは目に見えてたので、急遽(先月末くらいに)小児科の先生にお願いし、市内でもうひとつ当番医として診療していただくことになりました。それがなかったらどんなに恐ろしいことになっていたか・・・

休日当番の診療時間は9時~17時。朝から電話がじゃんじゃん鳴って、混雑するのは明らかでしたので、少しフライング気味にスタートしました。予想どおりインフルエンザの方が次々といらっしゃいます。いつものことですが、休日当番はすべての患者さんが初診なので、慢性疾患で再診が多い普段の診療よりも、ひとりひとりにかかる時間が長くなります。おむすび休憩5分をのぞいてほぼぶっ通しで診療を続け、いつの間にか17時を過ぎてもまだカルテの山はなくなりません。夕方あたりには、近隣の市からあふれるように来院される方も。思ったとおり、ほとんどがインフルエンザの患者さんでした。

そして、すべての患者さんの診察が終わったのは21:30!さすがにしゃべり疲れて、終わりのほうは声もかすれてきました。診療時間12時間オーバーはもちろん、当院の最長記録です。最後の患者さんは、少なくとも4時間半は待ったことになります。患者さん数は意外と少なくて65人でした。うち約60人が新型インフルエンザ。計算するとひとりあたり11分。我ながら、いくらなんでも時間かかりすぎだろうと思いますが・・・以下言い訳。

インフルエンザの診断、治療とその副作用、療養の期間などなど説明にかかる時間は年を追うごとに伸びてしまう傾向にあります。今年はとくに新型インフルエンザの登場で、診断について説明が増えたり、必要以上に不安に思ったりする方も多く、結果として待ち時間が長くなってしまいました。救急医療としてはもう少し考えないといけませんね。丁寧に、かつ迅速に。

じつは一緒に休日当番を受け持った小児科のK先生は、ほぼ100人診察されたそうです。僕は3分の2しか診察できなかったのに、完全に限界でした。しかし、かえすがえすも、当番がひとりじゃなくてよかった。K先生、ありがとうございました。

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