チャンピックス2ヶ月

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禁煙治療の新しい薬の話。

以前、「新しい禁煙治療薬」という記事で紹介した、飲む禁煙治療薬「チャンピックス」がこの5月に発売になり、2ヶ月たちました。

チャンピックスの作用をおおざっぱに言うと、「飲むことでタバコを吸いたい気持ちをなくす」薬です。以前からあったニコチンパッチ(貼り薬)に比べ、禁煙成功率が高いといわれています。治療期間は貼り薬の8週間にくらべて、チャンピックスは12週間とやや長くなります。特徴としては、最初の一週間は薬を飲みながらタバコを吸っていていてもいいので、気楽に始められるところでしょうか。(理想的には)チャンピックスを一週間飲んでいるうちに吸いたい気持ちが減ってきて、8日目からラクに禁煙、というスケジュールです。

当院でもすでに何人かの方に処方しました。まだ始めたばかりなので何とも言えませんが、「意外とラクに止められた」という反応が多いように思います。その反面、副作用と思われる吐き気で、薬が続けられなかった方もいました。(以前から使っていた貼り薬でも吐き気で続けられなかった方は何人かいました)

禁煙治療の貼り薬「ニコチネルTTS」は、「ニコチネルパッチ」として薬局でも(処方箋なしで)買えるようになりました。医療用の「ニコチネルTTS」は30、20、10の3種類ですが、市販の「ニコチネルパッチ」は20と10の2種類。最もニコチン吸収量が多い「30」は、医療機関の処方箋がないと出せないことになっています。

保険診療でできる禁煙治療は、貼り薬か飲み薬かを選ぶことができるようになりました。今のところ、両方の説明をしていますが、全員が飲み薬(チャンピックス)を選択しています。



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